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ご存知の方も多いかと思いますが、ギャラリーユーアイはリフォームを得意としてきた建築会社です。リフォームと新築って関係ないんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、私たちには今まで数々のリフォームをやってきたからこそのノウハウがあります。
考えてみて下さい。リフォームって何の為にするのでしょうか?もちろん、ただ単に古くなってきたからという理由もありますが、家に不便を感じてご依頼される事が多々あります。不便を感じる部分は、間取りであったり、キッチンやトイレなどの部分的な仕様の場合もあります。
なぜ気に入って買った家なのに、住んでいて不便がでるのでしょうか?それは、理想や頭の中の思いだけで家を作っているからです。実際に住みはじめてみると、生活動線がよくない、リビングが狭く感じる、キッチンの高さが合わない、などなど様々な不満が出てくるのです。
そんな不便さを解消する為のリフォームを多く請け負ってきたギャラリーユーアイは、今まで沢山の新築の不満を聞いてきました。だからこそ、実際に住んでみるとどういうところに不満が出やすいのかを熟知し、私たちが建てる新築の家では、そのような不便が出ないような家づくりをご提案させていただく事ができるのです。
「夏涼く、冬暖かく暮らす。」このコンセプトのもとに、今ほとんどの住宅会社が取り入れている工法が高気密・高断熱住宅です。
なぜ高気密・高断熱住宅が病気を作るのか?それは、高気密にするが故に、湿気を溜め込んでしまうからです。
高気密住宅は壁と天井にプラスターボード+ビニールクロスを採用することで、気密性を保ちます。気密性を保たれているので、室内と室外との温度差により発生した外壁とビニールクロスの間の湿気の逃げ場がなく、結露となりカビを発生させます。発生したカビは見えないくらいの少量でも、大量の有毒ガスを出して空気を汚染します。この有毒ガスはシックハウス症候群の原因で有名なホルムアルデヒドと同じ、揮発性有害物質(VOC)の一種です。
実は今、カビがホルムアルデヒドに変わって、シックハウス症候群を引き起こしているのです。
しかも、カビは自ら有害物質を出すだけではありません。
実は、カビはダニの格好のエサなのです。だから、カビの多い環境はダニをも繁殖させてしまい、このダニの糞や死骸はアレルギーの素(アレルゲン)になります。ダニがアトピーや喘息などのアレルギー症状の原因となっていることは有名です。
カビが発生してしまった家は、暮らしているだけでそこに住む人の体に病気をもたらしてしまうのです。
24時間換気システムとは室内の空気をファンなどの機械を使って計画的に入れ替え、常に新鮮な空気を維持するためのシステムです。
住宅の高断熱高気密化にともなうシックハウス症候群の増加は、もちろん問題となり、2003年に建築基準法が改正され、24時間換気システムを設置することが義務づけられました。
しかし、この換気システムはファンを使って換気を行なう為に電気代がかかります。さらに、空気の換気量を多くした場合、部屋の温度変化が大きくなり、冷暖房のロスにもつながります。
そのため、建築基準法によって全ての住宅に設置はされているものの、実際には使われていなかったり、 とりあえず基準を満たす為だけにつけられ、機能をしっかり果たせていないものも多いというのが実情です。
お湯を入れたカップの上に壁材を置き、上に透明なグラスを置いて1分。ビニルクロスの方は、全くグラスが曇りませんが、いきいきクロスは上のグラスが曇ってきているのがわかります。湿度や空気を通す、通気性・透湿性の差は歴然です。
いきいきクロスは、通気性と透湿性に優れた安心のコットンを主原料とする壁紙です。衣類などにも広く用いられる、さらっとした肌触りのコットン繊維は住み心地の良い室内環境を作り出します。
透湿度試験では、なんとビニルクロスの40倍もの透湿度を誇り、透湿度が良いとされる紙壁紙と比べても30倍近い値を出しています。
その為、湿度調整をしっかりとすることができ、壁が呼吸をするかのように換気を行なう事ができます。
また、透湿性の高い紙壁紙などは、ビニルクロスに比べて汚れがつきやすいという欠点がありますが、特別な撥水加工を施しているため、一般の紙壁紙に比べて、表面に汚れが付きにくく、メンテナンス性も良い素材です。
- 透湿性が圧倒的に良い。
- ビニルクロスとは違い、塩ビを使わない為、可塑剤などにアレルギーを持つ方でも採用できる。
- 自然素材のコットンが主原料なので、肌触りも良く、身体にやさしい。
- 非木材繊維なので、森林資源を守るエコ素材。
- 廃棄焼却時にダイオキシン類の発生原因とされている塩化水素ガスを出さないので、環境にやさしい。
- ビニルクロスに比べ、施工に手間がかかる。
- ビニルクロスと比べ、少し価格が高い。
- 撥水加工などをしてメンテナンス性は上げているが、ビニルクロスに比べると少し劣る。
ただし、透湿性のクロスを貼るだけで、健康にいい家になるわけではありません。
専用の機能を持つ構造を作る事によって、このクロスの効果が発揮されます。
機能のない家で透湿性のクロスを使用すると、構造体や断熱材の劣化につながる恐れがあります。
ですので、しっかりと構造から組み立てることのできる新築でしか採用する事ができないのです。
自然素材や無垢材を使用した家は、確かに家を作る素材としては、身体にいい素材と言えます。
しかし、家の素材が良ければ良いという考え方は間違いです。
実は、家の中に存在する化学物質の半分以上が、持ち込んだ家具などから発生しています。
いくら家の原材料が良くても、後で持ち込んだ化学物質はどうする事もできません。換気機能がしっかりしていない家は、その化学物質を外に吐き出す事ができず、家の中に溜め込んでしまう為に、生活の中でその空気を吸って、体内に取り込んでしまう事になるのです。
一般的に断熱材と一言で言っても、様々な種類のものがあります。
ギャラリーユーアイでは、調湿効果にこだわった断熱材を使用しています。
ウール系の断熱材では、透湿性・通気性の高い家を作る工法には適しません。
ウール系の断熱材では通気の際に湿気を吸ってしまい、断熱性能が弱まると共に、断熱材の劣化にもつながります。
調湿性能を高めると共に、断熱性能もしっかりと機能させる為に、
それぞれの部位に合った適切な断熱材を、隙間が生まれないようにしっかりと入れ込む施工を行なっています。
ここでも湿度にこだわることで、夏は湿度を逃がすことで体感温度を下げ、冬は乾燥しすぎない様な湿度コントロールを実現しています。
もちろん、適切な湿度を保つことで、冷暖房の効きはぐっと良くなり、電気代の節約にもつながるのでお得です。
ギャラリーユーアイでは、地震や火災に強く透湿性にも優れた、耐震ボードを使用しています。
ただ耐震性が高いだけでは、長く暮らす生活の中で劣化が進み、いざ地震が来た時にはその耐震性を失ってしまっているという自体に陥ってしまいます。
そんなことにならない為に、耐力壁には、防火性・透湿性・防腐性・シロアリ対策の防虫生に優れた素材を使用しています。
もちろんシックハウス対策として低VOCを実現。ホルムアルデヒド放散量がF☆☆☆☆(0.3mg/リットル)をはるかに下回る0.05mg/リットルだから、安心してお住まいいただけます。
筋交いで耐震を行なった家と、この耐震ボードを使用した家とを比較した耐震実験でも、優れた耐震性を発揮しました。震度7の揺れを与えた場合、筋交いの家の変性は最大120mmだったのに対し、この耐震ボードを使用した家は最大90mmと筋交い構造の家の4分の3の数値という結果がでています。さらに、実験後の家の破損状況を確認したところ、筋交い構造の家は力を受けた斜めの柱が折れ、止めていたはずのボルトも土台の木が避けた為に抜けてしまっていましたが、耐震ボードを使用した家は室内の壁にヒビは入ったものの、大きな損傷は見受けられませんでした。
家を建てたらそれで終わりではありません。実際に住みはじめてから、その家の善し悪しが分かるというものです。
ギャラリーユーアイではすべての住宅に10年間の無料定期点検をお付けしています。定期的にお電話で不具合がないかお伺いし、必要に応じて弊社の社員が点検にお伺い致します。
実はアフターメンテナンスは外部に委託すると言う会社も多くあります。しかし、自分たちが建てた家は自分たちがしっかりと見守っていきたいと言う想いから、私たちは社員がしっかりと対応できる体制を取っています。
もちろん、点検時以外にも何か気になる点があれば、すぐにお電話ください。地域密着の工務店だからこそ、何かトラブルがあったときなど、お客様に頼っていただいた時にはすぐに駆けつけさせていただきます。