こんにちは、長久手市・名古屋市でリフォーム・新築の健康住宅を
施工しているギャラリーユーアイの藤本です。
今日は、浴室リフォームに付いて紹介します。
浴室リフォームの種類
① 在来工法の浴室の浴槽やタイルを替えるリフォーム
※在来工法の浴室とは、壁や床に直接タイルが貼ってある浴室
② 在来工法の浴室からユニットバスに替えるリフォーム
③ ユニットバスからユニットバスに替えるリフォーム
④ 新たな場所にユニットバス・在来工法の浴室を移設するリフォーム
こういう浴室が在来工法でタイルが貼ってあります。
天井は、樹脂製の物を張る場合が多いです。
壁は下地を張り、その上にモルタルを塗りタイルを貼ります。
床はタイルの下にコンクリートがあり、その下に土や砂利が入れてあります。
ユニットバスで一面アクセントパネルが張ってあります。
ここで①から④のメリット・デメリットを紹介します。
①のメリット
・水漏れや酷いタイルの割れなどない場合は表面のタイル、
浴槽の交換で安くリフォーム出来る。
・浴室のスペースが広く取れる。
①のデメリット
・在来工法の浴室は寒いのでヒートショックを起こしやすい。
(寒さ予防で浴室暖房を付けると良い)
・タイル貼りの壁にクッラク(細かいヒビ割れ)や大きなヒビ割れが
入りやすくメンテが必要な場合がある。
・水漏れ等があったときに確認が出来ない。
・タイルの目地の掃除に手間がかかる。
②のメリット
・ユニットバスにすると在来工法の浴室より暖かい。
(浴室暖房を付けるとより効果が高い)
・ユニットバスにすると手入れがしやすい。
(一般的に壁にパネルを張った場合)
・水漏れ等があった場合もメンテがしやすい。
(正し、床下のタイル・土等を撤去して点検出来るようにする場合)
・デザイン良く、多くの種類から選べる。
・浴室の入り口の段差がなくなる。
(2階以上の場合は多少段差が出来る場合もある)
②のデメリット
・タイル等の解体費があり予算がかかる。
・工期が長くなる。
・在来工法の浴室より狭くなる。
③のメリット
・新しい機能のユニットバスが選べる
・以前よりも断熱効果が高いものが多い。
・工期が早い。
・ユニットバス広さが広くなる場合もある。
(メーカーやサイズによって可能な場合)
・以前よりも手入れがしやすいものが多い。
③のデメリット
・ほとんどがない。
④のメリット
・工事中に入浴出来なくなることがない。
・浴室の広さを替えることが出来る。
④のデメリット
・予算がかかる。
浴室のリフォームの種類によってメリット・デメリットが
違いますのでお客様のご希望・ご予算ででお決め下さい。
私は、在来の浴室は出来るだけユニットバスにすることをお勧めします。
その理由
・ユニットバスは手入れが楽になる。
・ユニットバスにするとヒートショックが少なくなる。
(洗面所や廊下も寒さ対策をした方が良い)
・冬場、特に寒いので湯を使うと温度変化が多くタイルの割れやヒビが
入りやすいのでメンテが必要になる。
・わからない間にタイルの隙間や割れから水が漏れシロアリ等や
木が腐ったりする被害が出る可能性がある。
・色々な新しい機能があるので入浴タイムを楽しめる。
リラックスして一日の疲れを取り、楽しい入浴をしたいですね。
次回は、ユニットバスの選び方に付いてお話しします。