防水工事も終わり、雨戸の取付も終わり、ベランダの手摺を戻します。取外した時、部品に番号を付けておいたので順番通りに並べて組み付けていきます。以前の時の工事は架台ブロックが並べて置いてあっただけで手摺が動きました。今回はブロックの裏側にタイルメントボンドを付けて動かないよう固定します。手摺の端が壁に固定できないところに補助の控えの受けも追加します。ベランダの柵より外側の軒先を掃除したりするのに柵の縦格子を2本抜きます。これで塗装と防水の工事は完了です。あとは追加工事の土間のコンクリート打ちです。
取り外して塗装をした雨戸の取付です。1枚の重量も枚数もたくさんあり移動に大変です。塗装をかけて物置の屋根に乗せてあったのですが物置も防水するために2階のバルコニーに戻しておきました。しかし、1階部分の雨戸も2階にあるので移動移動の連続です。建具屋さんご苦労様でした。取付よりも移動させている時間が長かったと思います。
建物の防水工事が終わり、物置の屋根部のみ防水をしました。壁がブロックで、屋根の部分はコンクリートでできていて雨水が浸み込んで中に入ってきています。それを止めるため防水層をつけ、物置の中のものが濡れないようにしました
塗装も終わり足場の解体です。足場を取り外すと足場が建物とくっついている場所が塗れていないのでタッチアップしておきます。いよいよ工事も終盤になってきました。
最終工程の上塗りです。上塗り材に珪砂を入れて滑り止め(軽歩行)にします。これもまた2度塗りです。天候がいいので1時間ほどすれば2度目の上塗りができます。あとは脱気筒のカバーを取り付け、ドレン口にごみ除けカバーを付けて完成です。これで雨漏りの心配はありません。
通気シート防水なので床に浸み込んでいる水分を防水した内部より出します。出すために脱気筒を付けます。通気シートに穴をあけ、脱気筒の足回りをネットを貼りコート材で覆います。そうすることによって特に夏場など炎天下で防水コートした床が熱せられ水分が気化してシート外へ出ようと通気シートの中を通り脱気筒より外へでます。もちろん床の部分で一番高いところに取り付けないと意味がありません。もし通気シートや脱気筒ではなかったらブクブクと防水面が膨れ上がります。昨今はコート材など性能のいいものがたくさんの種類が出てきています。写真はコップのような蓋が付いていません。今後の写真に蓋のついた脱気筒を撮っていきます。
通気シートを貼り、既設のドレンに改修用のドレンを取付けて床面に設置しているところをネットを被せ、コート材を塗りました。こうすれば既設ドレンの口元が腐食していても軒下には雨水がまわらず樋の中を流れます。
立ち上がり部分にネットを貼って防水コート材を塗りこみます。平らな部分は写真に写っている通気シートを貼り高い部分に通気弁を取り付けます。
防水層をかける部分の平らな床面に通気シートを貼ります。既設の防水シートより雨水が入り、躯体に水分を含んでいるので防水層を作ってしまうと防水層が膨れ上がります。通気シートを貼れば、その中を通気させて(水分を外に出す)脱気筒より水分を逃がします。これで防水してもブクブクしたり、軒裏の塗装も剥がれたりはしません。
浮き上がっている部分は簡単にはがせるのですが、しっかり糊がついている部分は幅を狭くして少しづつ捲っていきます。はがし終わったら、綺麗に糊やごみを削り取り、掃除をしてからシーラー処理します。シートのはがし作業はかなり大変です。防水屋さんお疲れ様でした。
今日よりベランダ廻りの防水工事です。雨を上がるのを待って軒の先端に付いている金物を剥しました。防水シートが浮き上がっている部分を少しめくりましたが、シートの内側は濡れています。角の先端のコンクリートにヒビが入っていて、そこから雨水が入ったようです。明日はシートを全部撤去し、シートの接着材も削って床面を乾かせます。
爆弾低気圧の通過によりお天気が大荒れです。工事は中止ですが、強風で足場があおられたり、ごみが舞ったりしまいように現場を総点検します。
足場のネットを縦支柱に縛り付けて強風にあおられないようにします。ベランダにある分解したアルミ製の柵もベランダより降ろして支柱に縛り付けます。飛んで行ってしまいそうな養生も一旦剥します。
2階部分の外壁と屋根の塗装は終わりました。2階のベランダの防水工事を始めるためにその場所にかかっている足場を取り除きました。