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家づくりの工法

断熱 通気断熱WB工法

通気断熱WB工法

今日の家づくりでもう1つ忘れてならないのは、室内の結露を防ぎ、心地良い空気環境をつくり出す技術です。ギャラリーユーアイでは、家全体が呼吸するような仕組みをもつ「通気断熱WB工法」をお勧めしています。

通気断熱WB工法は、外壁の内側に2層の空気の通り道をつくるのが特徴です。壁内の空気を動かすことによって、結露を防ぎ、室内の気温変化を最小限に抑えます。省エネルギー効果を得られるのはもちろん、室内の化学物質を外へ排出するので健康にも優れた工法です。

通気断熱WB工法3つの特徴

夏と冬で変わる空気の動き

二重の空気層は、夏と冬で違う役割を果たします。
夏、外側の空気層を通り抜ける空気は、日射によって焼き付けられた屋根や外壁の熱気を外に逃がします(下図の濃青色の点線)。内側の空気層では、地面で冷やされた空気を自然気流により引っ張り上げ、暖かい空気を小屋裏の換気口から外へ排出します(水色の点線)。これらの効果で、室温の上昇を防ぎます。
冬は、内側の空気層の出入り口を閉じて空気の流れを止め、断熱効果の高い空気層を生み出します。
こうした空気の働きによって夏涼しく、冬は暖かい室内環境を確保し、省エネルギー効果をもたらします。

夏 冬

気温に応じて自動的に窓を開け閉め

上で説明したような季節に応じた空気の動きをつくり出すため、小屋裏や床下に、温度によって自動的に開閉する換気口を設置しています(上図の「ハットヘルス」「バリアヘエルス」「アンダーヘルス」)。
一定の温度で伸縮する形状記憶合金を使って開閉させる仕組みのため、人による操作はいらず、電気代などもかかりません。

透湿壁で湿気や化学物質を外へ

内装には、透湿性をもつクロスや調湿性のある木質素材などを使用します。
現代生活において、室内では結露の原因となる湿気や健康を害する化学物質が発生しがちです。WB工法では壁に透湿性をもつ素材を用いることで、水蒸気や水蒸気に溶け込んだ化学物質を、壁を通して通気層へと送り出し、通気層から外部へ排出します。

WB工法は、健康にも優しい空気環境を生み出します。